風花緑空を求めて山歩き

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zoom RSS 槍ヶ岳でヤリ〜 な本編A 素晴らしい再会と出会いそして別れ 

<<   作成日時 : 2009/10/04 20:51   >>

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本編@からの続き。

さて、いよいよ二人に会いにいこう。

殺生ヒュッテを出発。
ヨシさんの薦めで東鎌尾根に乗っかっていくことにする。
やはり足が攣りそうだが、空身は楽だなあ。と思いつつ1歩1歩足を運んでいく。
東鎌尾根にぶつかった。5分くらいで上がれる。(11:26)
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ここからの景色は素晴らしい。槍がかっこいい。
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ここからは岩稜歩き。梯子も通過。肩の小屋が視界に入ってきた。
と、小屋前のテラスに二人の姿が確認できた。
こちらにも気付いているかなあと思ったが、どうも視線が違っているような。
気付いていたら手の一つでも振るだろうから気付いていないのかな?などと思いつつ近づいていった。
そしていよいよ肩の小屋に到着したが、私に気付いていないようで、下を覗いている。
まずはhiroさんの肩をぽんっと叩いたら「うわっ」とびっくりされた。
どうやら殺生からのジグザグ道から来ると思ったらしく、下を見ていたようだ。
抱き合って再会を喜ぶ。けっこう待っていたくれたようだ。
いやいや・・合流できてよかった。
ここからは労わりの接待を二人から受け、ネクターをもらったり、必殺梅きゅうを投入してもらったりで至れり尽くせりである。
しばし栄養補給をさせてもらい3人そろっって山頂へ出立。(11:57)
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私が先頭。念願の初槍であるhiroさんが続く。しんがりは輝子さん。
短いがしっかりと岩を楽しめる登りを征していく。
最後の梯子は初登頂のhiroに譲り、無事3人で槍に登頂を果たした。(12:15)
雲が多いものの、素晴らしい景色。
東鎌尾根
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北鎌尾根
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薬師や雲ノ平、鷲羽、水晶、真砂や五郎、雲が多い割には展望がかなり利いていた。
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大天井岳方面。
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そして感動の記念撮影!
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「槍ヶ岳でやり〜!」とか、はしゃぎながらハイタッチで「イェ〜イ!」、がっちり握手。完全にハイテンションである。
本当に来てよかった。hiroさんの感動は計り知れない。そんな瞬間に3人が一緒でよかった。
富士山、鳥海山に続く感動の瞬間第三弾である。
はしゃいだあとも景色を堪能する。紅葉と厳しい岩稜のコラボが素晴らしい。
非現実的な景色に時間を忘れて見とれる。
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ソロのクライマーが小槍をトラバースして登っていた。
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ついつい「ア〜ル〜プ〜ス一〜万尺〜小槍の上で」と口ずさんでしまうが、そんな世界ではないのだな。
肩の小屋
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大キレット方面
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さ、いい加減下山しますか。途中下から撮影。けっこう迫力ある構図。
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かっこよかったぜ。
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デポしていたサブザックを持って、ヨシさんが待つ殺生ヒュッテへ下る。(12:50)
3人そろうと馬鹿話に花が咲くのだ。居心地良く楽しい場である。くっちゃべりながら下っていくと、ヨシさんが小屋前で待っていてくれた。
小屋の中で(多分自炊場)ヨシさんを囲んで話に花を咲かせる。
根っこが生えそうだったがそうもしてられないので名残惜しく下山する。(13:35)
ヨシさんは次の日休暇で朝下山するそうなので、徳沢にテントを張る二人と合流する模様。いいなあ。楽しそうで。
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いつもの馬鹿っ話でくちゃべりながら下っていく。
そしてここから怒涛のの「今日は一緒に泊まって行け」攻撃を食らうことになる。
その主犯は輝子さん、下山中攻撃を受けっぱなしであった。
かわすのが辛かったぜ。ふうぅ。

そうそう、ヨシさんは私達の姿が見えなくなるまでずう〜っと見送ってくれていた。
本当に見えなくなるまでである。時折振り返っては手を振った。
おしゃべりも楽しかったが紅葉も最高だった。何度も何度も写真を撮った。
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こんなドンピシャな槍沢を拝めてなんて幸せなんだろう。
hiroさんが何度も「ホントふうろさん、来て正解だよ。自慢していいよ。!!」と言ってくれた。
本当にそうだと思った。
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何度も何度も
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大分遊んで槍沢に到着。(15:37)
トイレ休憩や、足にまめができてしまったhiroさんがテーピングをしたりして過ごす。
と、hiroさんが、「ねえねえ、時間大丈夫?」と言われて我にかえる。
ふと地図を見て、プリントアウトしていたバスの時間を見ると、やばい・・・間に合わない・・・。
最終バスが18:05である。走っても間に合うかどうか・・。
「ここで急がないと間に合わないから先に行くね」というと、輝子さん、最後の攻撃に打って出た。
なんと私の先を歩き、私の歩きを阻止!あまりのことに笑ってしまった。
さらに怒涛の「間に合わない。あぶない。もう無理なんだから泊まれ〜」攻撃。
ぐらっとしながらもここで負けては今までの努力が水の泡(何のだ?)なので、心を鬼にして振り切り、「じゃ、下界でね」と言い残しさよならした。(4:00)
はああ、本当は寂しかったんだよ〜。泊まりたかったよ〜。一緒に祝杯をあげて感動を分かち合いたかったんだよ〜。という気持ちを殺して駆け下った。
下りは走った。平らな道は早歩き。
一ノ俣。(4:11)CT0:30のところ0:11。
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がんがん歩いて横尾着。(4:32)。CT0:50のところ0:21。
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ここらは人がけっこういた。スルーして先を急ぐ。
横尾泊な人々数名とすれ違いながら歩いていく。お腹が空いてきた。喉も渇いてきたなあ。
でも1分でも早く歩かないと。我慢した。
徳沢着。(17:08)CT1:10のところ0:37。
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後続の二人は横尾から徳沢までテントを撤収して来るんだよなあ。
間違いなく真っ暗なはず。hiroさん疲れてるんだろうなあ。などと思いながら先を急ぐ。
さすがにすれ違うのは2、3組。でもいるんだなあ。
早足で歩き、明神館に着くが、そろそろ日が暮れそうなので写真はなし。しかもバスに間に合うのが無理っぽい。
しかもお腹が減って力がでない。喉が渇いた。諦めずに歩くがこりゃ無理っぽいぞ。
ここからは早歩きにならなかった。そしてヘッデン付けてもよかったが、かろうじて見えたのでつけずに歩いた。
後ろから足音が近づいてきた。振り返ると外人さん。凄いスピードで抜いていったが、かろうじて姿を見ながら歩くことができた。

そして、ようやく上高地に戻ってきた頃には真っ暗であった。しかも誰もいない。五千尺ホテル脇の土産屋の明かりを素通りし、バスターミナルへ。
6;15。はい。バスは行った後でした。CT2:00のところ1:07。最後ばてた割には頑張ったか。
タイムトライアルは終わった。はあぁ。良い子の皆様は真似しないでくださいね。って誰もいないか。
でも今回は目的があったのだからいいのだ。

途中で駄目だとわかっていたけど、タクシーはいるよな〜と思っていたらやはり数台いた。
タクシー受付のところだけ数名の運転手さんがいて賑やかだった。
「タクシーお願いします。」と言うと、「お疲れ様。後ろに人はいましたか?」と聞かれたので、
「いえ、私が最後だと思います。」と答えた。

一路松本へ。またまた高くついてしまったなあ。でもいいや。歩き切れたし。
タクシー運ちゃんは気さくな方で、運賃が16,800円くらいするところを、一人だからといって15.000円きっかりで切ってくれた。色々と話し込むなかで、20:00発のあずさはやめて行きと同じ経路で行くと言ったら「温泉はいりたい?」と聞かれた。「時間があるなら入りたいです。汗で体が冷えちゃって」と答えると、いいとこあるからと案内してくれた。
波田町の町営竜神温泉せせらぎの湯である。500円でぬるっとしたいい湯であった。
でも、渋滞を考えて20分しか入れなかった。
かろうじて体も温まったのでよしとしよう。汗臭かったしね。
施設を出ようと靴をだしたら運転手さんがいらした。
なぜかアイスをおごってくれるという。でも喉が渇いていたのでいらないというと、これまたなぜか温泉の番頭さんが奥からもなかを出してくれた。気のいい方々だなあ。

あとは松本駅までひた走り。特急に間に合う時間に着いた。
疲れているだろうと、エレベーター脇に車を停めてくれた優しい運転手さん(ちょっと下ネタあったけど・・)に見送られ駅へ。
特急だと家まで何度も乗り換えなければならないので、さすがに疲れたし、また散財するが特急と新幹線を乗り継ぎ無事に帰宅することができた。

いや〜お金を使ったし長い1日だったなあ。
今回の山で何回縦走行けるかって程使ったことは事実。
しかし、それに代えられない素晴らしい景色と大切な仲間との再会、お初のお仲間との出会いなど、大事な大事な宝物を手に入れることができた。
もう二度とやらないと思うけど、本当に素晴らしい1日となった。

ヨシさん、お会いできて嬉しかったです。また、ごちになりました。今度は一緒に酒飲みましょう。

あてにならないのに待っていてくれた輝子さん、hiroさん、本当にありがとう。会えて嬉しかった。
仲間っていいなって再確認したよ。
これからもよろしくね。
筋肉女子隊、万歳!!

あ、前日一緒に飲んでくれたセブンさんもありがとうございました。
楽しさ倍増な旅になりました。
まさか会えるとは思ってなかったからびっくりでした。鳥うまったです。

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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
ほんとねー
絶対東鎌じゃなくて直登で来ると思ってたから、そっちは見てなかったんだよねー
ほかの人に向かって、「遅いぞ、ゴルァ! 止まるんじゃない、もっと速く歩け!」とか言ってたもん(大爆

> hiroさんが、「ねえねえ、時間大丈夫?」と言われて我にかえる。

hiroさんがそんなこと言わなければ、ふうろさんは忘れてて絶対タクシーにも間に合わなかったから泊まってたのに!
だめじゃん、hiroさん。

帰りの運ちゃんにも槍に日帰りで来たって言ったんだよね。
きっと運ちゃんそれ聞いて感激してアイスおごってくれるって言ったんだよ〜
アイスじゃなくてホットコーヒーでもおごってもらえばよかったのに。
もなかももらって(爆
ってか、下ネタってなんですか(笑
輝子
2009/10/05 09:29
え〜!!
私はホントにふうろさんのことを心配して・・・時間大丈夫かな〜と思ったの(ヒトリダケいい子^^)
薄暗中、横尾から上高地の林道をふうろさんが走ってると思うと、大丈夫かな〜っ、怪我なく行ってほしいな〜て話してだじゃん!あたしってやっぱ、いい子^^
hiro
2009/10/05 10:31

そう、暗い中林道走るなんて危ないじゃん!
ケガでもしたらどうすんの!
だから泊っていけって言ってたんだよ!
やっぱ、ふうろさんのことを本気で心配しているのは私…
輝子
2009/10/05 11:16
輝ちん、誰に向かって罵声を浴びせてたんじゃ〜?(爆)
可愛そうに・・・その方・・・。

タクシーはけっこう粘っていたんだと思うよ。沢山いたもん。だから大丈夫だったはず。
たださ、ゲート閉まっちゃうのが何時かわからなかったから不安でね。

しか、運ちゃんは感激してたのか。ってそんな感じではなかったけど、なんだかえらい気さくな人だった。
職業聞かれて答えたら、それからずっと○○、って呼ばれてた。
ホント、ホット珈琲飲みたかったな〜。
ふうろ
2009/10/06 01:09
いいこのhiroさん、ご心配ありがとう(笑)
でもさ、下り以外はほとんど走ってないよ。ちょこっとは走ったけど。
しかも、薄暗かったのは明神から上高地のところだけだったからさ。さすがにちょっと寂しかったけどね。
怪我をするような道じゃないよ。
そうなる前に通過してたからさ。

ってかいい子を競わなくっていいからね(爆)
ふうろ
2009/10/06 01:14
だから〜輝ちん、暗い中林道走ってないって(笑)
林道は歩いていたし、明るかったよまだ。
最後の明神過ぎてしばらく経ってから暗くなってきたからヘッデンなしで歩けたし。

二人の私を思ってくれる気持ちはよ〜くわかったからさ(爆)
ってか飲みたかったんでしょう・・・・(笑)
ふうろ
2009/10/06 01:18
赤や黄色が良い色ですね〜
僕が写真の撮影に行った2006年10月は 雨が初雪に変わり 白馬岳や穂高岳で遭難死が有った時です
槍の穂先に 無謀にもアイゼン無しで 凍った岩を登りました
吹き溜まりには 膝上までの積雪量でした
フウロさんの デジカメは 手ブレ補正機能が 付いていますよね!?
どうしてかと 言うと コレだけのスピード登山でも 写真が多いので 走りながら 撮っているのでは?
と 思ったんです(笑)
レポ お疲れっす!!
岐阜ペンギン
2009/10/06 13:04
岐阜ペンギンさん、再度書き込みありがとうぎざいます !

ああ、あの吹雪いた時ですね。
それは過酷な山だったでしょうね。
ご無事でなによりでした(^^)

カメラですが、手ぶれ補正はありますけど、走って撮ってはいませんよ。
しっかり構えてアングル決めて撮っていました。
その割には下手ですけど(笑)
最後の一の俣からは歩きながら撮りましたけどね。
ふうろ
2009/10/06 18:03
やっぱり怖いぞ、ふうろさん(笑)
笠に続いて、槍とは・・・

でもさ、ふうろさんの山への愛を感じました♪
ダンナさまもきっとメラメラ?きていることでしょう(^_^;)
ぽこ
2009/10/06 21:40
ぽこちゃん、また・・・怖くないって!
だってね、こうでもしないとこういうお山にいけないんだよ。ホント。
泊まりの山なんて・・・
それでも行きたい山、それでも駆けつけたい仲間ってあるしいるんだな。
旦那?無反応です。
あえて考えないようにしてるんじゃないかな(笑)
ま、しゃーないですね。自分で選んだ人生ですから。うんうん。
山はいけなくても今日も一人でペナントレース最終戦見ながら飲んだくれてることでしょう(^^)
ふうろ
2009/10/06 22:21
ふうろさんはやはりすごいよ〜〜〜。
あの輝ちゃんの誘いを断り続けるなんて。。。。
私なんて、そっこうで飲み誘い受けちゃったのに(爆

でも、携帯へメールいただいた時「ふうろさんは自家用車!」って思いこんでいたので、松本泊まりってことがピンとこなくてごめんね。
この日は、私は家にいたので、せめて松本から沢渡までお送りすればよかったね。
次回は遠慮なく連絡くださいね。
木曽駒
2009/10/07 19:12
駒子さん、あの誘いをかわすのは槍を日帰りで歩くより数段きつかったよ〜。
ある意味これが一番つらかった。
だってさ、嬉しく楽しく美味しいに決まってるのにさ。ホント辛かった。
でもね、やっぱり仕事は休めなかったんだよ。
旦那への罪悪感も多少はあったしね。
このあとお休みもらう予定があるからさおさらだ。

いやいや、そんな図々しく都合いいことなんて言わないよ〜。山行くのだって自力で行かないとね。完結したことにはならないよ〜。
でもありがとう(^^)
姉ちゃんはやさしいな〜。
ふうろ
2009/10/07 23:25
   ・・・・・  まぁ  " 気のふれた仲間 "
が一人増えたと言う事で !!

今年の " ばーすでぃ山行 " も天候に恵まれ
冷池山荘では登山者と楽しいお話をして一時を過ごしました。

やっぱ " 八峰キレット " はいいですねぇ !!
セブン
2009/10/11 11:04
セブンさん、気のふれたお仲間に入れていただけますでしょうか。
光栄に存じます。
まだまだ力不足にございます。

バースディ山行素晴らしい1日を過ごせたようで何よりです。
八方キレットまたいきたいなあ。

今回のヤマはある意味気がふれています。
ゆるゆるテン泊で酒とつまみ持ちすぎでしたよ。
テントと水なしで25キロってすごいでしょう〜。
食べ過ぎ飲み過ぎ山でした。
ふうろ
2009/10/12 17:04

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